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SLOWLYCOLLAPSE

by Eversolitude

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    Includes unlimited streaming via the free Bandcamp app, plus high-quality download in MP3, FLAC and more.
    Purchasable with gift card

      ¥800 JPY

     

1.
供花が鳴く  項垂れる首は色を無くし始めている 積み上がる雲の奥  狂気が遠巻きだが顕わになって  誰がどう見てもこの後は雨だ 透明になりそうな足元の私が  行かないでと縋っている  18時の方向へ行ってしまったのは君なのに 彩度の落ちた空に背を向けて 長い坂道を下ってゆく この季節の列車の匂いに頭が痺れていく 超高速のパノラマが 打ち付ける雫で歪んでいく 結局 自分でもまだ分かっていない 一つ濡れてもみれば近づけるだろうか 乾き始めたアスファルトを蹴りながら 濡れることもできない遣る瀬無さに唇を噛んだ 鈍く鼻をつく血の感触 過日の影を踏む 供花が鳴く 心の在処を問う 供花が鳴く 明日が掻き消して 嘯いた昨日または遠くに伸びる私の片鱗が 偏在する赦しを掻き集めては持ちきれずに泣いている 罪悪への逃避  逃げきれないと分かりきっているから存在してはいけない場所へ針を捻じ曲げる もういいだろ? いい加減にしてくれよ  本当はもう見えていないんだろ? その沈み切った瞳で お前は 何が見たかったんだよ
2.
虚の境目に何を見出したんだよ いや見出せなかったからなのか 焼け付いた夕刻 伽藍堂にひとり  踏まれた影が行先を示さない 歪む稜線の向こう側 沈む太陽がそれに近い何かを手招きするみたいに 祈りからはかけ離れた場所に隠された君の嘘 仮想する 事を急いて 鬼のいぬ間に 証明する手立ては何処にでもあったはずじゃん マグカップの中で見た夢の かけらが舌に嫌に残る 真昼の空の高さはさ 見上げるだけじゃわからないよ ねえ 今年の風の匂いなんて いつのまにか忘れちゃうし 来年の今はどうなっんだってさ 困っちゃうな あの時ああしておけばとか 毎晩思い返しては沈むけど いつか忘れるから 少しずつ 走る五月の雲に乗っかって 思い出せない しまい切れない 過日振り切って 微かに吹いた夏の風 掴まないよ 暮れる日々 伸びる影 かざした手 透ける青 届かないよ もういないから 潤む目が 行き着く先で 剥がれる記憶が 行き着く先で 凪いでぼやけた水平線に まとわりつく 斜陽が示してく あの日の影 離れて小さくなる君の声 聴こえないよ 滲んだ文字が読めなくなって 掠れた声がぽつぽつと降る 繋ぎ止めていたはずの心は 時の河の行方は知れず ひたすらに流れていく かつて現在だったあの夜の激情が 今は血となって体を巡ってる 新たな風を孕んでまた空を蹴るんだよ 積み上げるレガシー 誰にも知られない痛みの記憶 意志し、行動し、またいくつもの現在を重ねて1人の夜を噛み潰す そしてまた過日の影を踏む そしてただ次の今を掴む 因果の先で 今も現の夢に同じ 翻した 青いページ 汚してく靴と 知らないよ 私の今だから 誰にも邪魔させない
3.
横目で逆さまに見下ろして 見えない事を恥じるように 駆ける光の向こう側に 心だけが届かないよ 心だけは届かないでいて 浅い 息が 揺れる イミテーションの慰めが君の涙を拭う前に 些事に惑わされる目なんか見えてないのと同じだから パステルカラーの裏の裏 乾いて割れた星霜の夜 巡る景色と潤む目の私を映す お前が憎いんだ 路肩に眠る夢の欠片 薄汚れた街の吐息を除けて 踊るような足の先だけが私を見ているの 追い立てる 針の音に 悲観重ね 呼吸が詰まる 影すら薄れる夜明け前の 闇に手招きされて 飛び込む先 星なき水面 誰よりも永い 夢を 浮かび 空と混ざる もう白い服は着れない 横目で逆さまに見下ろして 見えない事を恥じるように 駆ける光の向こう側に 心だけが届かないよ わずか 心 跳ねる イミテーションの慰めが君の涙を拭う前に 些事に惑わされる目なんか見えてないのと同じだから パステルカラーの裏の裏 乾いて割れた星霜の夜 巡る景色と潤む目の私を映す お前が憎いんだ 同じように 目立たぬように 涙を吸わせて錆びた切っ先を喉に突き立ててさ 枯れないように 無くさぬように 招かれざる時間を遠ざけて揺蕩う青い静寂
4.
心から剥がれた 声の行方が分からない 紙飛行機がゆらゆらと落ちていくように 行方を消した地図を抱えて 彷徨う夕暮れの街 ここままオレンジの中 迷い続けて もがき続けて 言葉にしないと不安になるよ か弱い軌道でゆっくり堕ちてゆく 曖昧に滲んで 彼方溶ける 浅瀬で溺れて崩れてく もういっそ 踊れないなら壊してよこの心ごと 愁然の果てに行方無くして ひたすら何を待っているの? 輪郭を無くした思い出の狭間で揺れ続けてる 言い慣れた無価値な台詞に 少しだけ隠した刃で 破滅的な軌道をなぞる 呼吸を忘れて 揺らめいた炎に似ていた 不確かな時間の亡骸 振りかざした弱音が君の 首筋で光る 投げては落ちてを繰り返してさ 結局空には留まれない 踏まれて汚れて折れ縮まって静寂 またこれか やり過ごす 規定の動作で砂を噛む それで少し安心する不甲斐なさ 消えかかる飛行機雲 眺めてざまあみろって呟いた 臆病な私が全部悪いなんて誰よりも分かってる 傷付くのに慣れちゃってんだ 痛みが鋭さを無くしていく 殴り書く度血を吸い上げては乾涸びていく心とか 筆に含ませる痛みは既にありきたり 自らの手で締め上げる首 視線は何も捉えない この詩すら飾り立てたフェイク これは私へのレクイエム そして貴方へのララバイ 曖昧に滲んで 彼方溶ける 浅瀬で溺れて崩れてく もういっそ 踊れないなら壊してよこの心ごと 愁然の果てに行方無くして ひたすら何を待っているの? 輪郭を無くした思い出の狭間で揺れ続けてる

about

Eversolitude 1st EP"SLOWLYCOLLAPSE"

FFO :
Dance GavinDance/Cat Company/I Met A Yeti/Strawberry Girls/Animal Jam/ヨルシカ/YOASOBI/Co Shu NIe/CYNHN/Sora Tob Sakana

credits

released November 25, 2022

Song/Lyric : Gen Sunami
Artwork :Gen Sunami
Mix/Mst : Rio Numata

license

all rights reserved

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about

Eversolitude Tokyo, Japan

Eversolitude

Based In Tokyo.

Posthardcore/Mathrock/Postrock Band

Member(L to R)
Ba/NORA
Gt/Yoshiki Takagi
Vo.Tayori
Dr/Task Shimizu
Gt/Gen Sunami
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